1日の流れ(例)
通所時間や訓練内容は、体調等に合わせて一人ひとり異なります。
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9:00オープン自習として活用可能(出社をイメージして通所時間を早くすることも可能)
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9:30基礎学習基礎問題・一般常識
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10:00朝礼 ミーティング当日の目標を報告 業務打ち合わせ
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10:30個別訓練個別課題・授業 生産活動
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11:30集団講座座学(マナー講座)
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12:00休憩
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13:00基礎学習基礎問題・一般常識
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13:30集団講座グループワーク
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14:00生産活動検品・発送業務・在庫管理
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15:50片付け清掃等
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16:00ミーティング 終礼目標の達成度報告
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16:20振り返り担当職員と一日の体調や感情を伝え、気持ちを整理します
個別訓練
通所してまずは個別での訓練をメインに進めます。一人ひとりのペースで進めることができるので少しずつ新しい場所や人に慣れていくことができます。専門の職員と一緒に相談しながら進めていきます。
まだ集団に入れない人には集団講座でしていることを個別に行います。また、その人にあった課題も提供いたします。
■ 共同作業(事務作業・パソコン)
環境に慣れてきたら少しずつ誰かと一緒に訓練をしていきます。パソコンでチラシを作成したり、軽作業を一緒に行うなど、一人で身に付けた技能を発揮していきます。
■ パソコン訓練
基本的なパソコン操作やOffice ソフト(Word ・Excel)を主に学んでいきます。技能の習得と同時に働く上で大切な考え方や動き方を身につけます。大切なのは職場で自然に仕事ができるようにすることです。
集団講座
多くの人と同じことを学ぶ時間になります。ビジネスマナー講座や面接練習、企業研究(社会見学等)、グループ活動、コミュニケーションスキルの習得、プレゼン訓練など様々なことを仲間と一緒に学びます。
また、日々の生産活動やミーティングでできた問題や見直すべきところを授業を通じてみんなで共有していきます。
■ 座学
ビジネスマナーの勉強、働く上で必要な知識や社会生活を行う上で必要な一般常識などを学びます。
■ グループ活動
小グループに分かれて、学んだビジネスマナーやコミュニケーションスキルなどを実践していきます。
■ 集団での実践
多くの人の中で自身の学んだことの実践、自身の考えを伝えること、他者の意見を聞く姿勢などを身につけます。
基礎学習
基礎学習は基本的には日常必要な計算や漢字などに慣れることですが、集団で同じ問題を解くことで理解力や時間、得意不得意などにより生じる差を恥ずかしいと隠すのではなく、わからないことをその場で理解し解決しようとする努力、わからずに困っている人にわかってもらおうとする気配りなど、働く上で何が必要かを日々の何気ない学習の中で身につけていきます。
生産活動
実際の仕事を行います。ここでは単に目の前にある仕事をするだけでなく、緊張感や責任感を持って行う中で、今までの経験や訓練で学んだことを実践し、職場の中で必要なことが何なのか実感することができます。
取り扱う商品によって、業務の内容は異なってきます。ただ指示を待ち仕事を行うのではなく、ミーティングを活用しみんなでどのように仕事を行うかを考えていく時間をつくっています。その中で訓練で身につけた考える力を発揮し、自信も得ることができます。考える力が身に付けば、いろいろな場面でその力を発揮することができます。